診療科・支援部門のご案内

放射線科

当科からのお知らせ

放射線科では、地域の医療機関からのご紹介により各種検査を承っています。

ご紹介による放射線科検査 (地域の医療機関の皆様向け)

2016年11月より、循環器内科の新しい心臓血管治療室をオープンしました。

2017年1月より、腹部血管撮影室の機器を更新しました。

2017年8月より、新規リニアック棟を設置し、放射線治療システムを更新・稼働しました。

【地域の先生方向けに単純CT検査の当日受入れを開始いたしました】
この度、地域の先生方に、当院のCT装置を幅広くご利用頂くため、放射線科単純CT検査の当日(日付指定・予約時間なしも含む)依頼の受付を開始いたしました。

検査受付時間
午前9時〜11時45分
午後1時〜4時 (月・水は午後3時まで)

詳しくは地域医療連携室 (0798-64-1540) にお尋ねください。

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当科の紹介

放射線科は、当院における中央診療部門の重要な柱の一つです。高い専門性を維持しながら、効率よく円滑に機能する放射線診療及び、放射線治療システムを目指しています。

放射線診断部門では、各種レントゲン撮影の一般撮影装置、胃のバリウム検査など身体の中を見ながら検査を行う透視撮影装置、現在の画像診断には欠かせない64列マルチスライスCTに、3テスラMRI、核医学検査(RI)装置を備えて、放射線専門医による読影を提供しています。さらに、血管内治療に用いる血管撮影装置や、放射線治療装置も配備しており、癌や病巣に対する検査、治療を行っています。

院内各科からの様々な要望の全てに対応できる体制を目標としていますが、院内のみならず充実した画像診断システムを地域医療に還元することも重要な任務と考えています。このため 地域医療連携室 を介した病院と診療所の連携による画像診断依頼も積極的に受け入れており、かかりつけ医療機関から インターネットを利用した予約申し込み にも対応しています。

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当科の特長

当科では、放射線専門医および放射線技師によるそれぞれの専門分野を活かした高度な放射線診療業務を行っています。すべてのモダリティを統括して効率のよい総合画像診断を組み立て、短期間に診断が確定するように努力しています。

インターベンショナル・ラジオロジー(IVR)の領域では、肝細胞癌に対する肝動脈化学塞栓療法(TACE)や喀血や吐下血に対する血管造影による緊急止血などの血管系IVRのみならず、閉塞性黄疸に対するPTCDや金属ステント留置、膿瘍に対するドレナージなどの非血管系IVRにも幅広く対応しています。

また、平成29年8月からは、「リニアック棟」を新たに設置しました。病巣へ集中的に放射線を照射することで、 副作用の発生を抑えられる、より高度な治療システムの運用を行っています。

詳細については、以下のファイルをご覧ください。

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診療内容の概要

一般撮影
使用機器
一般撮影装置
 ・FUJIFILM社製:FCR-D1
マンモグラフィー(乳房撮影装置)
 ・TOSHIBA社製:Pe・ru・ru Digital (MGU-100D)
写真:MGU-100D
特徴
一般撮影はX線を用いて画像化(レントゲン撮影)を行うもので、胸・お腹・腕や足などの骨に加え、乳房や歯の撮影のほか、骨の密度検査など、様々な検査を行っています。
○一般X線撮影
身体を透過したX線の吸収の差を白黒の画像にして見ることができます。体内の臓器の状態や、骨の状態;骨折や骨腫瘍の有無などの診断のために撮影します。
○マンモグラフィー
乳腺の検査のために、専用のX線装置を用いて乳房を撮影します。乳房撮影では乳房を板で挟んで薄くするため、痛みが伴うこともありますが、薄くすることで厚みのある臓器の内部をより正確に評価でき、また、被ばく量も減らすことが出来ますので、検査を受けられる方のご理解・ご協力をお願いいたします。
検査を受けられる患者さんへ
【撮影中】
⇒撮影範囲内に貼られた湿布・磁気盤・カイロや、アクセサリーなどの金属製品やプラスチック製品は、写真に写り込んでしまい、再撮影の原因となりますので、あらかじめ取り除いておいてください。
※着衣がない場合は、検査着を用意いたしますのでご安心ください。
お知らせ
⇒より正確かつ迅速な撮影を行えるよう、平成29年度内に一般撮影装置を更新する予定です。
工事期間中はご迷惑をおかけしますが、ご理解・ご協力をお願いいたします。
CT
使用機器
・SIEMENS社製:SOMATOM Difinition AS+
写真:SOMATOM Difinition AS+
・FUJIFILM社製:画像再構成システム SYNAPSE VINCENT
写真:画像再構成システム SYNAPSE VINCENT
特徴
CTとはComputed Tomography:コンピュータ断層診断装置のことで、X線を使って身体の断面を撮影する装置です。体内の様々な病巣を発見することができます。
また、造影剤という薬を静脈から注射することにより、組織間のコントラストを向上させ、画像の情報量を増やします。血管や腫瘍などを明確に描出できるため、画像データを三次元化することで、心臓の冠動脈の評価や、手術前に腫瘍の周りの血管解剖を把握することができます。
検査を受けられる患者さんへ
【事前の診察・相談時】
⇒妊娠している、またはその可能性のある方や、心臓ペースメーカー、植え込み型除細動器(ICD)を使用している方は、事前にスタッフにお申し出ください。
⇒常備薬を服用されている方は、主治医の指示に従ってください。
【撮影前日〜当日】
⇒造影検査、腹部の撮影検査を受けられる方は、食事・飲水の制限があります。
【食事】検査5時間前から制限してください。
【飲水】検査2時間前から制限してください。(5〜2時間前までは、水、又はお茶は飲んでも問題ありません。)
⇒撮影する際は検査着を用意いたしますが、撮影部位の金属類やカイロは取り外してください。
(例) ヘアピン・補聴器・入れ歯・ネックレス・ピアス等
⇒個人差はありますが、造影剤が身体の中に入ると、全身に熱感を感じます。
時間が経てば治まりますので安心してください。
【撮影中】
⇒検査時間は約5〜20分です。
当院では64列MDCTを用いており、息止め時間は胸部で5秒、腹部で10秒ほどです。
⇒正確な撮影を行うためにも、検査中は身体を動かさないでください。スタッフとはマイクを通していつでも会話できますので、安心して検査を受けてください。
⇒CT検査では放射線を使用するため、被ばくについて心配される方もおられるかと思います。当院では「SAFIRE」という被ばく低減ソフトを使用することで、被ばく量を従来よりも約40%削減しています。
MRI
使用装置
・SIEMENS社製:MAGNETOM Skyra 3T
写真:MAGNETOM Skyra 3T
特徴
MRIは「磁気共鳴断層撮影装置」といい、検査では大きな磁石のトンネルの中に入り、ラジオ波と呼ばれる電波を当て、体から跳ね返るラジオ波の信号を元に診断用画像を作成します。造影剤を使わずに脳などの血管を描出することもできます。また、X線ではなく、磁場を使った検査ですので、被ばくの心配はありません。
検査を受けられる患者さんへ
【事前の診察・相談時】
⇒常備薬を服用されている方は、主治医の指示に従ってください。
【撮影当日】
⇒強力な磁石の中に入って行う検査のため、金属類はもちろん、磁石に引き寄せられる物の持ち込みは厳禁です。特に電子機器に関しては、身に付けているだけでも磁場の影響で破損しますので、必ずロッカーにお預けください。また、体内に金属 (ペースメーカーや素材不明のものを含む) がある方は、検査をお受けできない場合がございます。
⇒化粧品やタトゥー (刺青) 等に含まれる微量な金属による火傷の事例が報告されています。落とせない場合は、検査をお受けできないこともありますのでご注意ください。
⇒造影検査、腹部の撮影検査を受けられる方は、食事・飲水の制限があります。
【食事】検査5時間前から制限してください。
【飲水】検査2時間前から制限してください。(5〜2時間前までは、水、又はお茶は飲んでも問題ありません。)
【撮影中】
⇒検査中は大きな音が出ます。異常を感じたときのために緊急連絡ブザーをお渡ししますので、具合が悪くなった場合は遠慮なくお知らせください。
⇒正確な撮影を行うために、検査によっては長く息を止めていただく場合があります。
不安な方はスタッフにお申し出ください。
⇒MRI検査は体の輪切り像だけでなく、あらゆる任意の断面の撮影が可能です。しかし、ラジオ波を発生させる際の騒音が大きく、撮影時間も長い一方で、患者さんの動きには大変弱い検査でもあります。より良い正確な画像を得るためにも、出来るだけ体を動かさないよう、ご理解・ご協力をお願いいたします。
透視撮影
使用装置
・HITACHI社製:VersiFlex VISTA
写真:VersiFlex VISTA
特徴
透視撮影は、X線を用いて連続して (リアルタイムに) 画像を映し出す検査です。あらゆる検査部門と連携しており、一般検査から病気の診断・治療に至るまで、幅広く用いられています。一般的なものとして、胃の検診でのバリウムを用いたレントゲン検査があります。その他にも、内視鏡部門と連携した消化器系臓器の検査や、泌尿器科と連携した検査、整形外科と連携した骨折・脱臼の整復術、ペインクリニック外来と連携した神経麻酔術などがあります。
検査を受けられる患者さんへ
【撮影当日】
⇒胃の検診検査の際の食事制限など、各検査の前処置については、それぞれの担当となる主治医の指示に従ってください。
⇒各検査内容により、造影剤などのお薬を使用する場合があります。
⇒金属物や湿布・カイロなどは写り込んでしまうため、あらかじめ取り除いてください。
血管撮影(アンギオグラフィー)
使用装置
体幹部血管撮影用
・TOSHIBA社製:Infinix Celeve-i (INFX-8000C)
写真:Infinix Celeve-i(INFX-8000C)
心臓血管撮影用
・PHILIPS社製:Allura Clarity FD10/10
写真:Allura Clarity FD10/10
特徴
X線を用いて血管内部を連続的に撮影する装置です。検査では、股関節部、手首、肘などからカテーテルと呼ばれる細い管を血管内に挿入し、造影剤を注入しながら腫瘍部位への血管の走行を把握したり、血管内部の状態を把握します。
検査だけでなく治療にも活用されており、従来は開胸や開腹といった外科的な手術が必要であった疾患に対しても、現在はカテーテルを用いた低侵襲な血管内治療 (Interventional Radiology:IVR) により、盛んに行われるようになりました。
血管内治療では、動脈硬化症などによって狭窄したり閉塞してしまった血管内の部位に、バルーン(風船)やステント (金属の網目状の筒) を用いることで、血流を再確保する血管形成術が行われます。逆に、がん細胞を養っている血管に対しては、栄養経路を閉塞する血管塞栓術が施されます。
検査を受けられる患者さんへ
・体幹部用装置
⇒放射線科医と各科主治医との連携により、肝細胞癌の栄養血管となる動脈に対してカテーテルを挿入し、塞栓物質や抗がん剤を直接注入することで、がん細胞を死滅させる治療を行っております。
・心臓用装置
⇒循環器内科医によって、冠動脈の狭窄や閉塞に対し、バルーンやステントを用いて血管腔を広げ、血流の改善を行っております。心血管撮影では多方向からの撮影を必要とするため、当院ではバイプレーン (同時2方向) 撮影を可能にする装置を導入し、被ばく量や造影剤使用量の低減に努めております。装置は心臓だけでなく、四肢全般血管撮影 (主に足) や、ペースメーカー埋め込み術等の循環器領域全般にも活用し、幅広く治療を行っております。
⇒体幹部、心臓のどちらの検査でも、検査前の処置につきましては主治医の指示に従ってください。
核医学検査(RI検査)
使用装置
・TOSHIBA社製:E-CAM Signature
写真:E-CAM Signature
特徴
核医学検査とは、放射性医薬品 (ガンマ線と呼ばれる放射線を放出する薬剤) を体内に投与して、体外へ放出される微弱なガンマ線を計測することで、その分布状況から病気の有無や臓器の状態を把握する検査です。薬剤に放射性同位元素 (ラジオアイソトープ:RI) が用いられることから、RI検査とも呼ばれます。
薬剤の種類は、目的とする臓器や疾患、その検査内容により多岐にわたります。当院では主に、全身の骨病変を見つけるために全身検査でよく使用されるテクネチウム製剤を用いた検査を行っています。その他にも、心臓の機能や腎機能の測定も行っております。
検査を受けられる患者さんへ
【事前の診察・相談時】
⇒検査は予約制となっており、主治医から検査の指示が出てから薬品の準備をします。まずは放射線科受付にお越し頂き、担当スタッフが説明させて頂きますので、検査日等の予約をお取りください。
⇒薬剤は外部への発注となりますので、やむを得ず検査をキャンセルする場合は、検査の3日前までにご連絡をお願いします。
【撮影当日】
⇒放射線を放出する薬品を体内に投与しますが、使用する医薬品からの放射線量は微量です。むしろ、検査を受けていただくことで身体の状態を正確に評価できる有益性の方が十分に高いため、安心して検査をお受けください。
⇒投与した放射性医薬品は、時間が経過すると放射線を放出しなくなり、体外へ排出される仕組みとなっております。患者さんのご協力あっての検査となりますので、ご理解のほどよろしくお願いします。
⇒小さなお子様連れの方の場合、薬剤を投与してから体外へ抜けきるまでの間、お子様を抱いたり、密に接触することを控えて頂くことがございます。あらかじめご了承ください。
【撮影中】
⇒検査中は微弱な放射線を測定するため、動くと正確な評価ができなくなります。検査中はなるべく動かないようにお願いします。
放射線治療
使用装置
Varian社製:Clinac iX Varian社製Clinac iX
SIEMENS社製:X線CT SOMATOM Scope Power-RT Pro edition SIEMENS社製X線CT SOMATOM Scope Power-RT Pro edition
三次元放射線治療計画システム Eclipse 三次元放射線治療計画システム Eclipse
特徴
放射線治療は、がん治療の三本柱 (外科手術・化学療法・放射線治療) の一つとして広く活用されています。
外科手術と同様に局所的で、治療したい場所に放射線を当てることで治療を行いますが、メス等を使用しないため外科手術よりも痛みが少なく、患部の機能・形態の温存ができるため、幅広い病期に適応できる治療法です。
がん細胞は、正常な細胞よりも放射線に敏感に反応してダメージを受けやすい性質があり、更にはダメージからの回復力も正常な細胞より劣っています。放射線治療ではこの特性を利用し、数回 (数日) から30回 (日) 以上に分割して放射線を当てることで、目標となる疾患のみを治療します。
新棟での治療の流れ
【治療計画】
①まずは放射線治療の計画を立てるために、治療計画専用のX線CTを用いて患部の撮影を行います。
放射線治療では、“治療中に動かない”ことが大前提です。そのため、必要に応じて頭や体を安定させるための固定具を作成し、装着した状態でCT撮影を行います。
※痛みや息苦しさを感じた場合は、遠慮せずにお申し出ください。
※基本的には、CT撮影後はお帰り頂きます。
  初回治療日までに来ていただくことはございません。
②次に、撮影した画像を元に、最適な放射線治療プログラムを計画します。 現在の放射線治療ではCT画像から三次元的画像を作成し、それを元に照射方法を決定していきます。
③確実に安全で質の高い放射線治療を行うために、目的部位に計画線量の放射線が当たっているか、測定機器を用いた模擬試験等で事前に確認し、初回の治療日を迎えます。
【治療】
⇒日々の治療では、月曜〜金曜 (祝日除く) の週5回で複数回の治療となりますが、来院してから治療が終わるまでで約15〜20分程度です。
【治療における放射線について】
⇒一言で「被ばく」といっても、同じ量の放射線を全身に受けるときと、局所的に受けるときとでは影響の現れ方が異なります。放射線治療では、照射された箇所にのみ効果を発生させるため2000mSv (=2Sv=2Gy / 全身に受けると悪心や吐き気を引き起こす可能性のある量) といった強い線量の放射線であっても、局所的かつしっかりと管理をして扱うことで、癌細胞のみを死滅させるような有効な使い方が可能となっています。

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診療実績

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放射線とは

放射線の種類
放射線には、X線、α線、β線、γ線、電子線、陽子線、中性子線などの種類があります。
医療現場ではそれぞれの特性を活かし、以下のような活用が行われています。
○レントゲン検査 ・・・ X線
○核医学検査 ・・・ γ線、β線
○放射線治療 ・・・ 高いエネルギーのX線、電子線や、陽子線
放射線の種類と性質
放射線の単位
Bq (ベクレル)
1Bqは、1秒間に1つの原子核が崩壊して放射線を放つ放射能の量。
放射性物質や、物質から照射される放射線量のことを指す。
Gy (グレイ)
放出された放射線が、ある物質によって吸収された際の放射線エネルギー。
1Gyは物質1kg当たりに1Jのエネルギーが吸収されることを意味します。
Sv (シーベルト)
放射線が人体に照射された際の、人体への影響を表わします。等価線量と実効線量があります。
等価線量は、組織・臓器の吸収線量に放射線荷重係数 (X線=1) を掛け合わせた値で示します。実効線量は等価線量にその組織・臓器の組織荷重係数を掛け合わせ、各組織・臓器について和をとり、全身について表した値で示します。
放射線・放射能の単位を雨に例えると・・・
放射線と被ばく
放射線被ばくと聞くと、不安なイメージを持つ人がいるかもしれません。
普段の生活において浴びる放射線のうち、宇宙や大地といった自然からの放射線 (年間約2.4ミリシーベルト) を除けば、医療による放射線が最大となっています。
医療放射線(検査)による被ばく量は、例えば胸部エックス線撮影では 0.05ミリシーベルト、エックス線CT撮影では5〜30ミリシーベルトと、検査の種類によりかなり異なります。
しかし、発がん性リスクという観点から見ると、いずれも極めて少量です。
また、検査を受けた体の中に、放射線や放射能が残るということもありえません (核医学検査で放射能を持つ薬を使った場合は、しばらく体内に薬が残りますが、数時間から数日で無くなります) 。むしろ、検診や検査によってがんなどの病気が発見されて、適切に治療されることによる有益性の方が圧倒的に高いと言えます。
一方、放射線治療で用いる放射線は、がん組織を弱めることが目的ですから、照射部位には非常に多くの放射線を当てることになります。その結果、がんの周囲の正常組織に影響が生じて、いわゆるがん治療の副作用が現れることがありますが、その副作用よりもがんが治ることの有益性の方がずっと高いので、このような照射が行われます。
近年では、カテーテルを用いた血管内治療も頻繁に行われていますが、その治療においても放射線が用いられています。現代の医療はもはや、放射線の活用なしには成り立たないものとなっています。
われわれ医療スタッフは可能な限り、被ばく量を最小限に抑えて、日々の検査・治療を行うことを心がけています。原則として、医療行為における放射線は、それによるリスクよりも有益性の方が上回る場合にのみ用いることを念頭においています。
皆様におかれましては、被ばくすることを過度に怖がることなく、安心して診療を受けていただきたいと思います。
放射線量と影響の関係 (全身被ばくと局所被ばく)

放射線量と影響の関係(図)

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スタッフ紹介

放射線科医務顧問

(フジタ マコト)
藤田 眞 専門:画像診断・IVR

資格:
日本医学放射線学会診断専門医
日本IVR学会専門医

放射線科部長

(ウエダ タダシ)
上田 忠 専門:画像診断一般

資格:
日本医学放射線学会診断専門医
検診マンモグラフィ読影認定医師

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